「小南がまさかそんな……」
そんな風に思ってるなんて、知らなかった。
小南は私の本心に気づいていたんだ……。
『小南はいつでも小春のことを1番に考えてる。見ていないようでちゃんと見てるんだ。小南が目覚めたら……ちゃんと話し合えよ』
「……っうん!ありがとう、紘也……っ!」
小南とはやく話したい。
ちゃんと目を見て謝りたい。
そして小南の本音も聞いて、私の本音も伝えたい。
『小南ともだけど……おばさんともちゃんと話し合って、ちゃんと自分の気持ちを伝えろよ?』
「……お母さんは今、どうしてるの?」
『……流星と言い合いになったらしいけど、そのことと小南の事故で色々感情が混じり合って泣いてるよ』
お母さんは成月くんの言葉で、なにを思ったんだろう。
小南を事故に遭わせた私を憎んでいるのかな。
そう思うと、お母さんに会うのが怖くなる。
『大丈夫。話し合えばおばさんも小春の気持ちをわかってくれる。でも、小春がここで逃げたらなにも変わらないし、ちゃんと向き合え』
紘也の言葉が私の胸に染みた。



