マンションに入ってエレベーターを上ると、成月くんは家の鍵を開けた。
「はい、どうぞ」
「わぁ……っ!お、お邪魔しますっ!」
少し緊張しながら家の中に入る。
「入ってすぐ右の部屋、俺の部屋だからとりあえずそこに入って座ってて」
「う、うん!」
成月くんの言う通り、成月くんの部屋に入る。
ここが……成月くんの部屋……。
成月くんはいつもここで過ごしてるんだ……。
なんだか成月くんの匂いがして落ち着かない。
荷物を置いて、置いてあった小さいテーブルのところに座る。
ガチャ―――
「はい、お茶持ってきた」
成月くんはお茶を目の前のテーブルに置いた。



