「リストカット……?」
そんな……小南がリストカットしてるなんて、気づきもしなかった。
小南もストレスを抱えていたの……?
「これ、アンタのせいじゃないの?」
「そんな……っ」
「ま、そういうことだから。しばらく小春は俺の家で預かります」
「へ……っ!?成月くん……っ」
成月くんは私の腕を引いて、病室を出た。
すると、息切れしている紘也が向かいから走ってきた。
「流星、小春、なにして……っ」
「ごめん、俺しばらく小春のこと預かるわ」
「はっ!?」
紘也の返事を待たずに、成月くんはまた歩き出した。
私はただ成月くんについていくことしか出来ない。



