「え……?」
「じゃあ、気を付けて帰るんだよ」
成月くんのお父さんは、成月くんのもとへと行ってしまった。
どういう意味だろう。
“もし、流星が1人になったときは”って……。
それって成月くんのお父さんがいなくなるってこと……?
結構元気そうに見えたけど、そんなことないのかもしれない。
「……あ、私もはやく帰らなきゃ」
おつかいの途中ってこと、すっかり忘れてた。
牛乳とキャベツを手に取って、私はスーパーを出た。
「ただいまー」
「ちゃんと買ってきてくれた?」
家に入ると、お母さんが出てきた。
「はい、これ」
お母さんは私から袋を受け取ると、また中に入っていった。



