キーンコーンカーンコーン

「 おぉ、梶本!!」

でっけー声で私を呼んだのは同じクラスの水嶋だ。


水嶋は幼馴染。

いつも一緒。

まぁ、私は男見たいな性格だから。


「もうすぐ卒業ーー 」

「あと2日〜っ 」

などの声が聞こえてくる校舎。

もうここにはいない自分を想像しては、涙が止まらない。