帰ることの出来ない故郷



その日からこの4人と一緒に過ごすことが増えた。


業間休み、昼休み、遊ぶときだって、一緒に入れるときは必ず一緒に過ごした。


そんなある日、私達はいつも通り一緒に話していた。


ロ「知ってる?最近不可解な殺しが増えているらしいゎ」


ジ「うゎー怖いこと言うねー」


ヵ「ロレッタ情報早いわねー笑」


なーんて馬鹿げた話を続ける。


エ「でもさ、それってガチで怖くない?」


ロ「まぁーね。
でもアメリカの方ょ?」


とても遠い方で起こった事件だと付け足した。


ク「そりゃ安心だ。
でも犯人誰なんだ?」


ヵ「さぁ。
よほど殺しが好きなのかなー?」


ロ「確か、食い殺されてるらしいゎ」


獣かしらーとか言って笑ってた。


そんな風に笑っていられたのもつかの間だった。