目が悪い系女子





「初めまして、美姫ちゃん。
宇宙戦艦と言います、よろしくね。」


「うちゅう?」


「あ、知らないか。
大和って言います、よろしくね。」


ギャグが全く通じず、苦笑いで
自己紹介し直す大和。


わかるわけないでしょ!



「ヤマトはね、姫羅ちゃんのこと
好きなん?」


「そうだよー」


「じゃあ、美姫はヤマト好き!」



なんて単純な…



「姫羅、モテモテだな!
妹にまでこんな好きって言ってもらって
いいよな〜
俺の弟なんか、まじうっさいし。」


「そうかな〜?
まあ、こんだけ年離れてたらね。」



それから2人はプリキュアごっこを
始めた。


大和が悪役らしく、美姫が
技の名前を言うたびに

うわーやられたー

とか叫んでて、見てて面白かった。
棒読みなところが余計にね。