ゆっくり目を開ければ
ベッドの上。

ドアがあいて、そこを
見つめた。

お父さんが目を見開いて
こちらをみた。

「まり!?大丈夫か!?」

『…うん……』

「ごめんな…まり…ごめん」

なんで…

『お父さんが謝ることじゃない。
うちの問題だから。』

「ずっと、思ってたけど
ゆうた君は?」


『あー…どこにいったんだろう。』

「しらないのか?まり。」

『うん…まあ。』

「そうか。父さん
ちょっと探してくるから寝てなさい」

『え、ちょ』

そう言って出て行った