『失礼します』
短く言い放ち、重い足を進ませる。
「それでは…」
と、案内してくれた彼は引き戻る。
ありがとうございます!と急いでお礼を言うと同時に、ドアが閉まった。
そのドアの隙間から、優しい笑顔を送ってくれた彼に再度、心からお礼を言い、部屋の奥へ進む。
ここまで来たのだから、行くしかない。
間違いだったら、謝って帰るけど、あたしの名前を知っていたし…。
とにかく、その社長様とやらに会わなくては、話が進まない。
社長室というほどあって、広いこの空間も他の部屋と同じパーテーションで中程を区切ってある。
観葉植物もあちこちに飾られ、オフィスという感じがしない。
どうやら、このパーテーションの奥に社長がいるようだ。
短く言い放ち、重い足を進ませる。
「それでは…」
と、案内してくれた彼は引き戻る。
ありがとうございます!と急いでお礼を言うと同時に、ドアが閉まった。
そのドアの隙間から、優しい笑顔を送ってくれた彼に再度、心からお礼を言い、部屋の奥へ進む。
ここまで来たのだから、行くしかない。
間違いだったら、謝って帰るけど、あたしの名前を知っていたし…。
とにかく、その社長様とやらに会わなくては、話が進まない。
社長室というほどあって、広いこの空間も他の部屋と同じパーテーションで中程を区切ってある。
観葉植物もあちこちに飾られ、オフィスという感じがしない。
どうやら、このパーテーションの奥に社長がいるようだ。
