開かれたドアを一歩出ると、別世界が広がっていた。
背の高い観葉植物がいくつも並び、ふかふかのモスグリーン色した絨毯が敷かれている。
上部半分が飾りガラスのおしゃれなパーテーションで空間を句切り、部屋がいくつかあった。
が、人の気配がない…。
『間違ったのかしら?』
自分が?案内嬢が?
分からないけど、なんだか場違いなところにきてしまった気がして、立ち尽くしてしまう。
とりあえず、また戻って教えてくれた彼女に聞いてみよう…。
そう思い、エレベーターのボタンを押そうとした時、すっと手が伸びてきて、それを制止された。
えっ…、と手の方向を見ると、自分より20cmは高い背の男性が、爽やかに笑っていた。
背の高い観葉植物がいくつも並び、ふかふかのモスグリーン色した絨毯が敷かれている。
上部半分が飾りガラスのおしゃれなパーテーションで空間を句切り、部屋がいくつかあった。
が、人の気配がない…。
『間違ったのかしら?』
自分が?案内嬢が?
分からないけど、なんだか場違いなところにきてしまった気がして、立ち尽くしてしまう。
とりあえず、また戻って教えてくれた彼女に聞いてみよう…。
そう思い、エレベーターのボタンを押そうとした時、すっと手が伸びてきて、それを制止された。
えっ…、と手の方向を見ると、自分より20cmは高い背の男性が、爽やかに笑っていた。
