青空の下を駆けた日々~小さな約束~


そしたら陸が助け舟を出してくれた。


「みんなで励ましあって頑張る...とかは?」


「それいいね、陸」


「おい、早くしないと流れ星終わちゃうよ」


「あー、そうだったぁー」


「じゃあ、みんなで手、繋ごうよ」


「そうだな」


「じゃあいくよ。せーのっ!」



「「「アクアローズに入っても、みんなで励ましあって頑張れますように!!」」」



言うと同時に目を閉じようとしたら



隣の茜が言ったんだ。



「--俺たちがこの先ずっとお互いの誕生日を祝えますように」


って。


それは私も同じ気持ち。


繋いでた手を少し強く握って、私は小さく頷いた。