エリーと廊下で本を読む

 『大丈夫なの?先輩に目付けられたらヤバイよ』

裕子が心配そうな顔で美紀子に言った


 『大丈夫!あんなのにビビることないって
  
  ってゆ~かもう目つけられてるんじゃないの?うちら』

美紀子は笑いながら言った


本当に大丈夫なんだろうか??


私もやっぱ先輩達に目付けられたんだろうな


私美紀子みたいに強くないから

どうしよう


と言っても この輪からもう抜け出す事出来なくなってるし


 『どうしたんだよみんな? あたしがいるから大丈夫だって!
 
  マジどうしょうもない時は谷さんに話聞いてもらうから』


美紀子は静まり返る私達を励ますように言うが それでも

みんなは まださっきの事が気になってる