エリーと廊下で本を読む

走り終えた美紀子がこっちの方へくる


近づいた時 声をかけようとしたが




美紀は私を通り過ぎた





美紀子は私に気付いていたと思うが私の方を見ず



黙って行ってしまった



私は ミキの小さくなってしまった背中を見守る事しか



出来なかった