エリーと廊下で本を読む

旧校舎を出て私は体育館裏に居た


桜の木を見つめていた


私桜のが好き



蕾のころは愛おしく



咲き始めは待ち遠しく



満開時は嬉しく



散り始めは鮮やかで



そして道端で動けない桜の花びらは



切ない




でも桜の木は たくましい


一月もすれば 眩しくも優しい緑が


飛び込んでくる


やがて 薄赤に染まり



枯れていく



その頃エリー



私 会いに行くね