エリーと廊下で本を読む

私は久しぶりに旧校舎に行った


エリーを思い出すから行かないようにしていたけど


明日解体工事が始るから なくなる前に行く事にした


階段の軋む音が懐かしい



廊下を真っ直ぐ進み いつもエリーが居た場所に


そこにエリーが読んでいた本があった


その下には小さいアルバムが


ここには私しか来ない だから多分これが私への最後のメッセージ


だと思いアルバムを開いた


懐かしいね 夏3人で海に行った時の写真


エリーとても可愛い 


でもその可愛いエリーを誰も知らないまま・・


その記憶は私が大事にするね



しばらくアルバムを見てると私は気付く




私は知らなかった






たった今それを知った






エリーは好きだったんだ






そして私も沢ちゃんの事好きだったんだ


だからエリーは




このすべてを知っていたエリーは・・・・・・



私の前から去るしかなったの?