時は流れ6月になった。

ザーザー
今日は雨。まぁ梅雨の季節だから普通だ。

「ぁ!桜!!おはよー」

『おはよう。敦也。』

何故かあの日から、敦也は私になついている。

「ねぇねぇ桜ー…今日な?席替えらしいよ!!」

『へー…隣は優花ちゃんが良いなぁ』
ぁ!優花ちゃんって言うのは私の友達!!

「えー…そこはさぁ…俺じゃないの…?」

『はぁ?何馬鹿なこと言ってんの。』

「えー…俺割りと真面目なんだけどー」

『ハイハイ。』
こんな感じで流していたが、
私は…

敦也に

恋をしていた。


まだ、気付かない

『フリ』
をしていた。