なんでいつもこうなの!?

ーー瀬田山 比呂ーー

ドキドキ....

「あのさ有紗ちゃん」

声が震えそうだ...

「は、はい」

有紗ちゃんも緊張してんのか?

てか有紗ちゃん可愛いな...

何考えてるおれ!

有紗ちゃん俺のこと覚えてるかな?

ーーーー

俺は入学式の日木の下でうずくまっている女の子を見つけた

「大丈夫か?」

声をかけてみた

そしたら女の子は

ニコッ

と笑って

「大丈夫です声をかけてくれてありがと」

いい終わったあと走って体育館行ってしまった

あの時顔は見えなかったが無理して笑っていたのはわかった

入学式が終わったあとに俺は体育館の横の日陰に寝転んでいた

そしたらだれかがあの木の下に歩いてきて

木に寄りかかった

よく見るとうちのクラスの駒西 有紗だった

入学式で騒いでいたからわかった

どこかであったような感じだな....

風か吹いてサラサラな髪の毛がなびく

駒西 有紗が耳に髪の毛をかけた

そして木についていた花をとって

顔に近づけて匂いをかいだ

そして嬉しそうに笑った

ドキッ///

無邪気な笑顔で、でも大人っぽくて

俺はこの時に好きになった

ーーーー

「俺のこと知ってる?」

思いきって聞いてみた

まぁ知ってるわけないよな

ちょっとの期待と大体の予想を胸に話しかけた

「し、知ってます...」

「やっぱりしらな...?ってえぇ!?」

「入学式に会いました...」

「マジか...え?いつ?どこで?」

「校庭で...」

「俺と話した??」

「はい...」

全く記憶がない...

木の下では、会ったというより俺が見ていたから違うしな...

いつだ!?

思い出せ俺!

「いつだっけ.....?」

でも無理だった

それを聞いただけなのに

「そっか....やっぱり覚えてないですよね」

悲しそうな顔で言う

「うん...ごめん」

「いいんですよ...!覚えてなくても...」

それをいい終わった後に静かに泣き出してしまった

「え?ちょ、まって!なんで泣くの?!」

俺何もしてないよな!?

「だ、だって。覚えてもらってなかったからうっ(泣)」

「ごめんごめん!でも泣くことなくね!?」

「比呂くんにはお、覚えてほしか、ったぁ」

「ーーっ/////」

俺はその言葉を聞いて有紗ちゃんを抱きしめてしまった

有紗ちゃんもビックリしてた

「えっ// 」

「ーーーーーさせないでくれ」

「い、いまなんて?」

「あんまり期待させないでくれ...」

気付いたらこんなことを言っていた

「え?ど、どういうことですか?」

「俺は有紗ちゃんのことが」

言ったら散るって知っていても口が止まらない

「....」

「ーー好きなんだーー」

俺は想いを打ち明けた

「もう一回いってください...」

「ーー大好きだ。」

「え///」

「返事は?」

振られるなら早く諦めたい

「あっ、はい」

俺は玉砕する心の準備をしていた

サァー

風が俺たちを包み込んだ

有紗ちゃんがニコッと笑って

「ーー私も比呂くんのことが大好きです」

「え...」

「ーー入学式から好きでした」

「ま...じ?」

「大真面目でーす!」

無邪気な笑顔で笑いながら言う

ギュウッ!

俺はさっきよりも強く抱きしめた

「く、苦しいですよ//」

「これからは俺らカレカノだね?」

実感が沸かない

「浮気しちゃダメですよ?」

「俺は有紗ちゃんしか興味無いよ」

チュ

「ひゃっ!」

俺は有紗ちゃんのオデコにキスをした

そしたらみるみる顔が赤くなっていく

ヤバっ...可愛い//

「今から呼び捨てで呼ぶね?」

そう言ったらパァっと笑顔になり

満面の笑みで

「うん!比呂!」

もうやばいな...

トン

俺と壁の間に有紗がいる

いわゆる壁ドン

有紗の顔に近づく


「そういう可愛い顔してるとおれこの先がまん出来なくなるよ?」

またリンゴみたいになった有紗

こんな姿誰にも見せたくねぇ

そう思っていたら有紗がしゃべり出した

「が、がまんしなくてもい、いいよ?」

そう言って俺に抱きついてきた

有紗っ///やめてくれ//

ココロの中で祈っていたら有紗が離れてきた

「ねぇなんでそっちむいてるの?」

俺は顔が赤いのを見せたくなくて有紗の顔を手で隠した

「み、見んな!」

「え?なん「これからは絶対に俺から離れるなよ?」

「うん!」