俊敏の動きで対応している矢野。
それが看護師の仕事――。
でも、矢野を初めて尊敬できる気がした。
またとても心強くも思えた。
こんなに大変な仕事だったのか……。
体が震える恐怖心の中で少しだけ、矢野を見る目が変わった。
――――――――――
――――――
その後すぐに医師が駆けつけ木村さんの容態は安定した。
次の日、笑顔で木村さんがお礼を言ってきた。
「俺何もしてないですよ」
「いや、兄ちゃんが早く矢野ちゃん達呼んでくれたからすぐ回復できたんだよ。ありがとな」
木村さんは胃潰瘍だった。
特に命に別状はなく胃から出血した部分も止血されてすぐに良くなり、まるで昨日の事が嘘の様に木村さんの頑丈な体には驚いた。
「盲腸で入院してる時でよかったわねー。」
お見舞いに来た奥さんがそう言うと「まったくだハッハッハ」と木村さんが笑った。
木村さん盲腸で入院してたのか……知らなかった……。
まぁ別に知りたいとは思ってなかったが。
お礼――……。
俺はまだ矢野にあの時のお礼を言ってない。
明日は退院だ。それまでにはいえるだろうか――……。
ちゃんと矢野に『ありがとう』って……。
それが看護師の仕事――。
でも、矢野を初めて尊敬できる気がした。
またとても心強くも思えた。
こんなに大変な仕事だったのか……。
体が震える恐怖心の中で少しだけ、矢野を見る目が変わった。
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その後すぐに医師が駆けつけ木村さんの容態は安定した。
次の日、笑顔で木村さんがお礼を言ってきた。
「俺何もしてないですよ」
「いや、兄ちゃんが早く矢野ちゃん達呼んでくれたからすぐ回復できたんだよ。ありがとな」
木村さんは胃潰瘍だった。
特に命に別状はなく胃から出血した部分も止血されてすぐに良くなり、まるで昨日の事が嘘の様に木村さんの頑丈な体には驚いた。
「盲腸で入院してる時でよかったわねー。」
お見舞いに来た奥さんがそう言うと「まったくだハッハッハ」と木村さんが笑った。
木村さん盲腸で入院してたのか……知らなかった……。
まぁ別に知りたいとは思ってなかったが。
お礼――……。
俺はまだ矢野にあの時のお礼を言ってない。
明日は退院だ。それまでにはいえるだろうか――……。
ちゃんと矢野に『ありがとう』って……。

