「あー……ごめん。一緒に残ってた同僚達にあげたら、みんな無くなっちゃって食べてないんだ」
まさかアップルパイの話をしてくるとは思わず一瞬ドキッとしたが、嘘つくのも悪いと思い素直に答えた。
「……そう……ですか」
膝に置いた手を見つめながら呟くように言う矢野。
その姿を見て、なんだか申し訳なく思えてくる。
「あ、でも会社の奴らみんな美味いって言ってたよ。見た目も凄い綺麗だって褒めてたし」
そう言うと、複雑そうな顔をして「それは良かったです」と俺に笑った。
「今日は、えっと……チョコクッキー作って来たんです。お口に合えば嬉しいんですけで」
矢野はそう言いながら、横に置いた自分の鞄をあさりはじめた。
「あ……ごめん……俺チョコ苦手……」
俺の言葉に鞄をあさっていた矢野の手が止まる。
まさかアップルパイの話をしてくるとは思わず一瞬ドキッとしたが、嘘つくのも悪いと思い素直に答えた。
「……そう……ですか」
膝に置いた手を見つめながら呟くように言う矢野。
その姿を見て、なんだか申し訳なく思えてくる。
「あ、でも会社の奴らみんな美味いって言ってたよ。見た目も凄い綺麗だって褒めてたし」
そう言うと、複雑そうな顔をして「それは良かったです」と俺に笑った。
「今日は、えっと……チョコクッキー作って来たんです。お口に合えば嬉しいんですけで」
矢野はそう言いながら、横に置いた自分の鞄をあさりはじめた。
「あ……ごめん……俺チョコ苦手……」
俺の言葉に鞄をあさっていた矢野の手が止まる。

