何も言わず目を丸くして赤崎を見る。

 そんな俺の様子に不安になったのか、困った顔で「駄目かな?」と赤崎が頭をポリポリ掻く。


「……いい」


 ボソッと呟く様に言うと、赤崎に大きく頷く。


「いいじゃんその案!頼もう!祐子さんに」


「あ……ああ!じゃあ俺祐子さんに明日連絡してみるよ」


「よし。じゃあ祐子さん含めて、4人で話合おうぜ」


 吉澤がそう言うと、赤崎と俺は頷いた。