矢野さん

次の日の朝、アラーム音が鳴り響き寝ぼけ半分で携帯のアラームを止めた


「……ねむ」


携帯を持ったまま枕に顔を埋める


あれから昨日の事が頭から離れなくて考えこんでしまった


あの男と矢野の関係――


いくら考えたって分からないのに……


このまま二度寝したい気持ちを振り払い勢いよくベッドから起き上がった



――――――――――
――――――


「橘さん、この前頼まれてた書類です」

「ああ、ありがとう」


書類を受け取ると眠気と闘いながら再びパソコンのキーボードを叩く


はぁーやる気でねー……


ダラダラとパソコンに打ち込んでいると、デスクに置いていた携帯のランプが光った


メールか――?


携帯を取り見てみると矢野からメールが来ていた