矢野さん

また、あの日の様にワッフルを笑顔で食べくれたらいいな……――。





そんな期待と不安が俺の心臓の鼓動を早くした


――――――――――
――――――
――……



「かんぱーい」


祐子さんの合図で飲み会が開始した


「今日は矢野さんの誕生日なんだからじゃんじゃん食べてね」


お酒を飲みながら祐子さんが矢野に言うと困った様子で頷く


「赤崎君と橘君の奢りなんだし」


ねー?っと祐子さんは頭を傾けて俺達を笑顔で見る


――なんちゅう強引な人なんだ……


前から知っていたけど……


赤崎は祐子さんと同じように「ねー!」と笑顔で頭を傾けて返事をしている


……バカかコイツは

呆れながらビールを飲む