私、フラれました。


「美咲、悠利先輩といると幸せそうだよね。」



もし、あのとき私の告白を亮介先輩がOKしてくれたら今あんな風に私も笑えていたのかな?


「もし」なんてないんだけど、想像しちゃう…


美咲のように仲良く話して、
最高の笑顔見せてくれて、

当たり前のように隣にいることができたのかな?


二人を見ているとやっぱり辛い。


二人は何にも悪くないんだけど…



目を瞑ってしまいたくなる――



「凜…音?」


気がつくと亜里沙が驚いた顔で私を見ていた。


「どうしたの?亜里沙…」



「それはこっちが聞きたいよ…凜音、なんで泣いてんの?」