「今日は色々とありがとうございました。」


私の家まで着いたので先輩にお礼を言った。


「こちらこそ。色々話せて楽しかった。また、美咲のこと教えてね。」


「私で良ければいつでも教えます!!美咲のあんなことやこんなこと…たくさん教えます!!」


「ふふ…凜音ちゃんってほんと面白い。」


「私が…ですか?」


私なんか変なこと言ったっけ?


「…あー、いいよ気にしなくて。何でもないから。じゃあね、また明日。」


「?…はい。また明日。」


先輩はもう一度じゃあねって言い、手を振りながらもと来た道を帰っていった。


あれ?さっき、先輩家がこっちだって言ってなかったっけ?



…んー、まぁいっか。