私、フラれました。

「…ねっ!…凜音!!聞いてる?!」


「うわっ!!な、なに!?」


「もう、なに?じゃないでしょ。」


「ごめん…」


最近、ボーッとしてしまうことが多くなった。


今だってそう。


いつもの三人で話してたんだけど、なんか別の世界に飛んでしまう。


「凜音、なんかあった?」


美咲が私の顔を心配そうに覗きこむ。


「う、ううん。なんにもないよ。」


「そっか、ならいいけど。」


「凜音は心配性だからねー。」


亜里沙が言った。


「ホント、お人好しで心配性なんだから。」


美咲も笑いながら言う。


「あんまり悩みすぎないように。」


「そうだぞ、一人で抱え込むな。」


二人の言葉、さっきも奏におんなじこと言われたような…


みんな心配してくれているのかな。


「ありがとう。」


私はそう言って微笑んだ。