「奏には、私の気持ちなんてわかるわけないじゃん!!」
なんでこんなこと言っちゃうんだろう。
奏は私のことを思って言ってくれたんだと思う。
でも、私はやっぱり自分の気持ちに蓋をしてしまう。
「そうだよな…」
えっ…?
なんで…?
奏、なんかいつもとちがくない?
なんか寂しそうな顔してるし。
奏のこんな顔始めて見た。
「ごめん」
奏、おかしいよ。
いつもなら、「お前ウザい」とか言い返してくるじゃん。
なんで謝るの?
「凜音のことなんだから、凜音が決めろ。
悪かったな。色々口出しして。…じゃあな。」
「奏!!待って!!…」
奏はそのまま自転車にまたがって行ってしまった。
私は追いかけることもできなかった。
そして今の状況に頭が混乱していた…

