「はぁ、はぁ……」 もうダメ… このジリジリ照り付ける太陽が憎くなってきた。 そしてこんな状況の中私をこんなにも歩かせる奏も憎い… 「おい、こんなんでへばってんのかよ…だから帰宅部はダメなんだ…」 突然奏がこっちを向いて呟いた。 おいおい、その発言は全国の帰宅部さんに失礼だろうが!! 心の中でそうつっこむ。 その時だった―― 「着いた…!!」 と奏が息を切らしながら言った。