奏とは小学校のときから一緒だった――…






小学校三年生の夏、私と奏は同じ委員会になった。



その委員会の活動でプールの清掃をしたとき、奏はふざけていたので
ちょっと注意しようと思って私は奏たちの方へ行った。


「ねぇ奏、ちゃんとやろう…」


と、その時だった……










ドッボーン!!!!








「キャーーーッッ!!!!」



注意しようとしたら奏の腕が私に当たり、私はそのままプールの中へと………












そこまではまぁいいんだけど…


本当の悲劇はそこからだった。