私、フラれました。

「嘘だ!!」


思わず身をのり出してしまう。


そ、奏が!?また!?


何でよ…


「本当だよ。うちらが来たらいつものなにくわない顔で帰ってったけど…その前はずっと凜音のベッドの横で心配そうにしてたよ。 」


シーと指を口にあてて、小さくささやいた。


「凜音に気があるんじゃないの~」


美咲がにやつく。


「はぁ!?んなわけないでしょ。あの奏だよ?!」


ないない、あるわけないって。




いつも私をからかって遊んでるんだから。


「なんかお似合いかもねっ…」


もう、美咲ったら…



私はひとつため息をついた。