「亮介先輩。ず、ずっと…好きでした!!私と…つ、付き合ってください!!」
手も足も全身がガタガタ震える。
目の前にいる亮介先輩は驚いたように目を見開いていた。
私は相沢凜音【アイザワ リンネ】中二。
ただいま私の片思いの相手、中三の片野亮介【カタノ リョウスケ】先輩に美術室で人生初の告白中。
あーなんか穴があったら入りたい気分。
顔が熱いよぉ…
たった三十文字の言葉なのにすっごく恥ずかしい。
「…ごめんね。君とは付き合えないや……」
大好きな優しい声で…
フラれた。
まぁ、分かってたけどね。分かってたよ。
だけど、なんか頑張って積み上げていたつみきがガラガラって一気に崩れたような感じ。
受け入れられそうなんだけど、とっても悔しい。
「そうですか…」
そう小さく呟く。
私ちゃんと笑顔作れているかな。
「ゴメンね」
優しい笑顔で謝ってくる先輩。
先輩はなんにも悪くないのに。
「いえ、大丈夫です。すみません忙しいのに呼び出しちゃって。ホントすみませんでした!ありがとうございました!!」
そう言って私は美術室を飛び出した。
どうしてもこの空間にいたくなかった。
放課後のガヤガヤとした廊下を駆け抜ける。
どうしてだろう。フラれたのに涙がでない。普通にしていられる。
私、おかしいのかな。
手も足も全身がガタガタ震える。
目の前にいる亮介先輩は驚いたように目を見開いていた。
私は相沢凜音【アイザワ リンネ】中二。
ただいま私の片思いの相手、中三の片野亮介【カタノ リョウスケ】先輩に美術室で人生初の告白中。
あーなんか穴があったら入りたい気分。
顔が熱いよぉ…
たった三十文字の言葉なのにすっごく恥ずかしい。
「…ごめんね。君とは付き合えないや……」
大好きな優しい声で…
フラれた。
まぁ、分かってたけどね。分かってたよ。
だけど、なんか頑張って積み上げていたつみきがガラガラって一気に崩れたような感じ。
受け入れられそうなんだけど、とっても悔しい。
「そうですか…」
そう小さく呟く。
私ちゃんと笑顔作れているかな。
「ゴメンね」
優しい笑顔で謝ってくる先輩。
先輩はなんにも悪くないのに。
「いえ、大丈夫です。すみません忙しいのに呼び出しちゃって。ホントすみませんでした!ありがとうございました!!」
そう言って私は美術室を飛び出した。
どうしてもこの空間にいたくなかった。
放課後のガヤガヤとした廊下を駆け抜ける。
どうしてだろう。フラれたのに涙がでない。普通にしていられる。
私、おかしいのかな。