そーっとクラスのドアに手をかけた。
授業なんてサボったことなかったから、クラスに入ったらどんな目で見られるんだろう。
もう成績なんてどうだっていいけど、クラスから白い目で見られるのは嫌だ。
――ガラガラ…
腹を決めてドアを開けた。
運良く休み時間だったので、私に誰も気付いていない。
良かったーと思ったときだった…
「凜音ー!!どこにいたのっ!!」
「サボるなんて凜音どうしたの?」
いつもの二人が駆け寄ってきた。
特に亜里沙の声が大きいから気付いていなかったクラスの人がこっちに目を向けた。
「ごめんね…あはは、なんか私気分が悪かったから保健室行ってたんだ。心配かけちゃったね。」
そうなんだよ~、色々あってサボっちゃった~何て言えないから嘘付いた。
「そっか~、体調は大丈夫?もう授業出られるの?」
亜里沙が心配そうな顔で聞く。
「うん、大丈夫。」
「凜音のノート、板書しておいたよ。」
美咲がニコッと笑って言った。
「ほんと~! !助かった、ありがとう。」
――キーンコーンカーンコーン
ちょうど、というタイミングでチャイムが鳴った。
みんなドタバタと席に着く。
私たちも早く席に着いた。
「おい、お前どこ行ってたんだよ。」
席に着くと睨んでこっちを見てくる奏と目があった。
授業なんてサボったことなかったから、クラスに入ったらどんな目で見られるんだろう。
もう成績なんてどうだっていいけど、クラスから白い目で見られるのは嫌だ。
――ガラガラ…
腹を決めてドアを開けた。
運良く休み時間だったので、私に誰も気付いていない。
良かったーと思ったときだった…
「凜音ー!!どこにいたのっ!!」
「サボるなんて凜音どうしたの?」
いつもの二人が駆け寄ってきた。
特に亜里沙の声が大きいから気付いていなかったクラスの人がこっちに目を向けた。
「ごめんね…あはは、なんか私気分が悪かったから保健室行ってたんだ。心配かけちゃったね。」
そうなんだよ~、色々あってサボっちゃった~何て言えないから嘘付いた。
「そっか~、体調は大丈夫?もう授業出られるの?」
亜里沙が心配そうな顔で聞く。
「うん、大丈夫。」
「凜音のノート、板書しておいたよ。」
美咲がニコッと笑って言った。
「ほんと~! !助かった、ありがとう。」
――キーンコーンカーンコーン
ちょうど、というタイミングでチャイムが鳴った。
みんなドタバタと席に着く。
私たちも早く席に着いた。
「おい、お前どこ行ってたんだよ。」
席に着くと睨んでこっちを見てくる奏と目があった。