「あのね…」
蒼空くんに一連の事を全部話した。
亮介先輩にフラれたこと。
美咲と悠利先輩のこと。
今日あったことも今まであったことも、全部全部話した。
蒼空くんは今日初めて会ったばかりの私の話なんてどうでもいいと思うだろうけど、静かに黙って聞いてくれた。
こんなこと、簡単に口にできるようなことじゃない。
フラれたこととか、自分からはあまり話したくない。
でも、蒼空くんには自然と話している自分がいた。
ほんとに普通に、当たり前のように。
「なるほど…」
話終わると蒼空くんは少し微笑みながらそう言った――

