私、フラれました。


「ごめんねっ……」


さっきよりもどんどん涙は溢れてくる。


「……。何で謝るんですか?俺は構いませんよ。泣きたいときは泣いてください。」


「…っ…ううっ…」




―――泣きたいときは泣いてください。




蒼空くんの言葉が胸に強く突き刺さってもっと涙が溢れた。


涙がこぼれないように上を向いた。


空は私の涙でぼやけて、パステル画に水を垂らしたように見えた。


私の心は大雨なのに頭上の空は晴天。


私は今、この空のようになりたいんだと思う。


真逆だけど、この真逆の空が私の理想なんだ…きっと。




「もしよければ俺、話聞きますよ。そんなことぐらいしかできませんけど。」


「…っ!!……うん。ありが…とぅ…」


「どうしてまた泣くんですかぁ?」


嬉しい…。

落ち着いたら話してみようかな?



蒼空くんなら大丈夫な気がする。