毒舌彼女と俺様彼氏~幕末に飛ぶ~




凛『あの、俺兄様の着物を買ってきたので早く着せてあげたくて……』


総「おや?先程まではその兄上と"はぐれた"とおっしゃていませんでしたか?なのになんで着物が無いと分かるんですか?おかしいですねぇ」

………おっしゃる通りです


つかこいつ鋭すぎだろ


勘も視線も。

その目で見られるとあの時を思い出す…


総「その兄様とやらも嘘なのでは?」


凛『い、いえ!兄様がいるのは本当です!でも今着ている着物が異国のもので記憶も混乱しているようで此処に隠れているように言ったんです
貴方達に見つかったら殺されちゃうと思って……
嘘ついててごめんなさい!』


涙目+上目遣いでやってやった


前にどっかの

ケバ子が男を落とすにわぁ

的なこと言ってたしね


総「……っ/// そ、そうですか。では私は事情知ったしその兄様は殺さないので連れて行って下さいね((黒笑」


凛『殺さないんですね?それならいいですよ!』






いいわけねぇだろクソが←


ふざけんな



お前が来たら兄弟じゃないのバレるだろ


あの転馬のことだから合わせるなんて無理だろ