しだいにキスは激しさを増していく。


「……んっ…ふ…」


く、苦しい。


「っつーことでゴメンね。おっさん」


「チッ」

男の人ら舌打ちをして帰った。

怖かった……。


「ありがと。助けてくれて」


「本当お前は危なっかしいな」


「せっかくお礼を言っ「お前はかわいいんだから」


え?かわいい?

陸真があたしにかわいいって。

その言葉にポカーンとするあたし。


「ほら、わかったなら行くぞ」

陸真があたしの手を引く。

陸真があたしを助けてくれたとき、
一瞬だけどカッコ良く見えた。