役割:イジワル幼なじみの彼女

そういえば、あれ以来まともに顔見てないし話してないかも。

久しぶりに見る顔だ。


ギュ



え?

「あのさ、優梨。好きなんだけど」


「劇の最中にも言ってたよね」


「あー。てか、優梨も言ってたじゃん」


陸真がニヤッとする。

ちょっと危険な香りがするんですけど。



「優梨はどーなのよ。俺のこと」


「あ、あの時言ったじゃん…」


「よく聞こえなかった」


嘘だ…。

陸真って嘘つくとき絶対髪触るんだもん。

今、自分の髪を触ってるし。

まぁ、いっか。



「うん、好き。陸真好き」


そう言うと陸真は抱きしめる力を
強める。


あったかい。