一年の片想い


「あー、ビックリしたー!」

「今日鮎川とは、なんかあった?」

「ううん。何もない。」

「まぁ、班も違うしね。」

「うん。でも男子達がたくさん話しててそれに混ざってはいたけど。」

「話すことはできなかった…?」

「うん。ただ見てるだけ。」

「まぁそんなもんなじゃない?」

「そうだよね。まだ話したこともないから・・・」


「そうだったね。」

「あー、話したかった。」

「明日があるさ!!」