キヲクの片隅


「あ、今年もおじいさんの家行くんだね」

「うん、それは俺の中で決めてる事だからね」

じいちゃんの家は電車で一時間位の少し離れた場所にある。
僕は昔からじいちゃんにはすごく世話になっている。

ばあちゃんはもう死んじゃってて、家に一人きりで住んでいるじいちゃんに夏休みと年明けは、必ず会いに行くと決めている。

今年の夏ももちろん行くつもりだ。

じいちゃんの好きな和菓子を持って。