女王様の初恋



「……なに?」



えっ…



後ろを振り返ると



そこにいたのはやっぱり彼だった



「竜……二……?」


「じゃなかったら俺は誰だよ…」



呆れたように言った



……好き



「で?

なんでまた一人で泣いてんの?」