「じゃあ家ここだから、、、」

「じゃあまた明日な!」

「うん。」


そして水城が帰った後、家に入る。


「ただいまー。」

「美月遅かったじゃない。友達と遊んできたの?」

「まぁそんなとこ。ママお兄ちゃんは?」

「部屋にいるわよ。」


そしてお兄ちゃんの部屋に。


「お兄ちゃん!」

「お、帰ったか。どうかしたのか?」

「私ね、友達できたの!」

「どんなやつ?」


優しい顔で聞いてくれるお兄ちゃんの顔が、男子といった瞬間に凍りついたのは言うまでもない。


「男子!?」

「うん、だけどねすっごく優しいんだよ?」

「だけど入学当初から連れ出すとは、、」

「お兄ちゃんもきっと気に入ると思うの!」

「美月がそこまでいう相手って珍しいな。」


だって水城はなんだかほかの人と違う気がするの。
ほんとだよ?

こんな人初めてなの。


「まぁ美月がそんなに言うなら本当にいいやつなのかもな。とりあえず今日はゆっくり休め。」

「うん!」



お兄ちゃんにだけ小さいころから何でも話せる。
パパやママには言えないことも今までなんでもお兄ちゃんに話してきた。


お兄ちゃんにはこれからもたくさん相談とかするんだろうなー。
そう思いながら眠りについた。