初恋crazy!

「寝てた。」

「だろうな。その格好を見れば大体わかるよ。待ってるから準備してこい。」

「うん。」


そして急いで準備を終わらせて、玄関に行くとあくびをしながら水城が待ってた。


「私いっつも水城のこと待たせてばっかだね。」

「んなこと気にすんな!さ、行くぞ。」

「あれ、今日は自転車じゃないの?」

「今日は電車に乗るらしいからな。」


ってことは水城家から私の家まで歩いてきたの!?
挙句待たせる私って、、、、


「ごめん、、」

「美月、誤りすぎ。いつも俺が好きでやってんだからいいの!」



でこピンをされて、おでこをおさえる。


「痛いよ!」

「されたくなかったらもう謝るの禁止な!」


そして待ち合わせ場所についたみたいで、もう志甫ちゃんと水口くんがいた。


「遅い。」

「ごめんなさい。」

「誰の遅刻だ。」

「私です。」

「早川、ジュース俺と三浦におごりな。」


そういって歩いていく水口くん。
あれ、それだけ?

もっと怒られるのかと思ってた。


「美月、気にすんなって言っただろ?」



笑う水城につられて笑ってしまうけど、楽しいならいいのかな。


「どこ行くの?」

「水族館だってー。」

「そうなんだ。誰チョイス?」

「水口。」


え、あのクールそうな水口くんが水族館、、、