「水口くん急にごめんね?」
「いや、別にいいけど、、、肝心の三浦は?」
「あ、あの木の陰に隠れてる。」
「あんなとこの方が夜道よりよっぽど危ないじゃん。三浦帰るぞ。」
そういわれて顔を真っ赤にする志甫ちゃん。
可愛いなー、、、
「三浦?」
「あ、は、っはい!じゃ、っじゃあね?美月ちゃん!」
志甫ちゃん噛みすぎだよ。
これじゃあばれるのも時間の問題かな?
「さ、美月帰るぞ。」
「へ?」
「え?」
「わざわざ送るために待ってろって言ってたの?」
「そうだけど。」
そういってきょとんとした顔の水城。
いやいや、水城こそそこらへんきっちりしすぎだよ。
「そんなこと気にしなくてよかったのに。」
「俺が好きでしてるからいーの。ほら。」
なんなの、水城。
ペース狂っちゃうじゃん。
「なー、美月。」
「ん?」
「俺、木戸先輩尊敬してるんだ。」
「そうなの?」
「むしろ木戸先輩がいたからここの高校来たみたいな?」
遠くを見つめながら言う水城の横顔は私が今まで見てきた景色の何よりも綺麗で。
ついつい見入ってしまった。
「どうかしたか?」
「ううん!水城は案外しっかりしてるんだね。」
「案外ってなんだよー。」
「きゃ、ちょっと危ないよ!」
わざと危ない運転をする水城が少し愛おしく思えた。
「いや、別にいいけど、、、肝心の三浦は?」
「あ、あの木の陰に隠れてる。」
「あんなとこの方が夜道よりよっぽど危ないじゃん。三浦帰るぞ。」
そういわれて顔を真っ赤にする志甫ちゃん。
可愛いなー、、、
「三浦?」
「あ、は、っはい!じゃ、っじゃあね?美月ちゃん!」
志甫ちゃん噛みすぎだよ。
これじゃあばれるのも時間の問題かな?
「さ、美月帰るぞ。」
「へ?」
「え?」
「わざわざ送るために待ってろって言ってたの?」
「そうだけど。」
そういってきょとんとした顔の水城。
いやいや、水城こそそこらへんきっちりしすぎだよ。
「そんなこと気にしなくてよかったのに。」
「俺が好きでしてるからいーの。ほら。」
なんなの、水城。
ペース狂っちゃうじゃん。
「なー、美月。」
「ん?」
「俺、木戸先輩尊敬してるんだ。」
「そうなの?」
「むしろ木戸先輩がいたからここの高校来たみたいな?」
遠くを見つめながら言う水城の横顔は私が今まで見てきた景色の何よりも綺麗で。
ついつい見入ってしまった。
「どうかしたか?」
「ううん!水城は案外しっかりしてるんだね。」
「案外ってなんだよー。」
「きゃ、ちょっと危ないよ!」
わざと危ない運転をする水城が少し愛おしく思えた。

