本当の幸せを君に…

そういい七瀬は準備室をでた。

七瀬…少しは楽しんでくれるかな?
真っ赤な泣き腫らした目
嘘っぽい笑顔
傷んだ心を癒せる?

コンコンコン

「はい?」
突然のノック音

「あ、林田先生?」
「なんだ…浦上先生でしたか」
「ちょっと職員室はつかれまして…笑」
「そうですよね(笑)俺も職員室よりここの方がいいですもん」

俺等はまだ若いから職員室で年配の先生方の隣は少し息苦しい。
別に嫌いとかはないけど、やっぱり気はかなり使う。

「そういえば、うちのクラスの男子生徒が七瀬にフラれたらしくて(笑)そういう時って慰めにくいですよね」

「そう…ですね」

「七瀬とdaikiさんは最近どうですか?」
「え?」
「仲直りはできたんですかね?」
「さ…さぁ…俺も詳しくは…」

言える訳ないだろぉぉぉ…いくら仲の良い浦上先生にも言いにくい。
寧ろ言えない。
「ですよね。すいません変なこといって…」
「いえ…じゃあ俺先に帰りますね?」
「はい、お疲れ様でした!」

俺は家に帰り準備をした。