本当の幸せを君に…

キ―ンコーンカーンコーン

「今日はここまで。七瀬はこの後、数学準備室な」

「あーあ優、やっちゃったね(笑)」
「最悪…。」
「いいじゃない。行ってきな?」
「うん」

律は…っていうか皆は先生が私に告白したのをしらない。
言えるわけでもないけど。

私は重い足取りで準備室に向かった。
「しつれーします」

「おう、七瀬…まぁ入りなさい」
「はぃ」
「どーぞ。紅茶でいい?」
「はい」

コトンと机にコップが置かれる。

「・・・。」
「・・・。」
「まぁ…その…飲めば?」
「いただきます…。」
静かな準備室。
沈黙だけが続き気まずい。
「あの…さ…daikiさんとは…その…」
「あぁ…会ってません…。丘坂研修終了から」
「そなんだ…。」
やっぱり大毅君のことか・・・。