本当の幸せを君に…

優はそれだけを言って部屋を出て行った…。

「「「「・・・・・」」」」
部屋には重い空気が流れる
「大毅…」
「なんやねん…葉望…。」
「俺…うすうすは気付いてたんや…」
「は?」
「ユウが不安抱えてたんの」
「・・・」
「俺等が1日目に来た日から少し気づいてた…。でもほんのうっすら。ユウは人に辛い表情や弱音は吐かへん…。」

それは俺だって十分知ってる…。
「RIOさんから言われたこと気にしてるんか?」
「流星…何でしって…。」
「俺あの会話ん時、丁度そこを通ったんや。全部は聞いてへんけど後半は聞こえてな…。」

そうなんだ…。

「俺…優と居たらダメだと思ったんだ。あの時に言い返せない俺なんか彼氏じゃダメだって…。それにキス以上だって…本当はしたい。でも壊しそうで怖いんや…。自分が狂いそうで怖い…もしかしたら傷つけるかもしれんって…泣かせるかもしれんって…」

「はぁ?大毅ふざけんなや!」
「っ…」
「あんな?今、この状況だから言ったやろか?」
「浩…。」
急に真面目な顔をする浩
「俺も含めてな、流星も葉望も…ユウが本気で好きやねん!!!今の大毅やったら俺らだってユウを奪いたくなる!!!しっかりせえよ!!!」

「は…?言ってる事が…」
優を?皆が本気で好き?だって俺の彼女って知ってるし…。
だって今までそんなこと言ったりだってしなかったじゃないか…

「ずっとずっと隠して…大毅を愛おしく見るユウにさえも嫉妬して…。俺等の気持ちがお前に分かるか?どんなに望んでも手に入らないもどかしさ!近くにおるんに伝わらない想い分かるか!?」

「ひ…ろ…。」

「ユウが幸せそうやったから祝福出来とった。でもなんや?今のお前。情けないからユウの側におれへんって…そんなんやったら…俺等が奪ってやる…!」