本当の幸せを君に…

ユウが大毅を呼びにリビングを出た。
それさせも目で追ってる自分が居る。

「おい葉望。」
「・・・」
「抜け駆けは…ナシだろ?」
「流星…。」
「葉望、今日はやけにユウに干渉しすぎじゃないか?」
「だって…。」
「んだよ?」

流星のイライラだって伝わる。

「俺…可笑しいんだ…久々にユウ見たら…なんか…」

「なに?」
「嫉妬するんだ…。浩と笑顔で話すユウにも、大毅を愛おしそうに見る目も」

「それ、俺も浩も同じだから。忘れんなよ?」

「・・・おん・・・」

そうだ。皆同じなのは分かってる。
でも一番になりたいって思う俺は悪い人?

流星だって浩だってユウが好きって知ってる。
大毅がユウを愛してることも知ってる。

でもな?大毅…。
ユウが一番不安がってんだぞ…?
お前は…大毅は、流星は、浩は、そのユウの不安に気付けているのか?

俺はユウの不安に気付けたで。
いつも笑顔向けてくれてるユウが一番いま、辛いんやで?

俺等の公式デビューの事でユウは今迷ってんやで…
きっとな…。