優side
「4人の生徒さんは、とても優秀な方だと
 お宅の理事長から聞いておりますよ」

「「「「いえ…」」」」
おい理事長ーーーー!!!!!!!
なに言っちゃってんの…

「さぁここです。」
案内されたのはAクラスと書かれている教室の前。

確かに丘坂学園は東堂と肩を並べるほど優秀。
でも学力でクラスを分けるのは好みたくない。

先に理事長が教室に入って行った。
「今日から3週間、4人の生徒さん達と一緒に
 学習してもらいます。」

「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!‽‽‽‽」」」」」
「静かにしなさい!」
「だって…前回はとてもウルサイ人達が来ました。
 また邪魔されるのは…」

いやいや、私達うるさくないよ?とか思いつつ…

「今回は…『東堂学園』の生徒さんです。
 くれぐれも無礼な言動、行動は慎みください」
 
「「「「「「「東堂!!!‽‽‽」」」」」」」」」

「そうです。東堂学園のとても優秀な生徒さんです。
 さぁ、中へ…」

「「「「こんにちは…」」」」

私達はおどおどと教室の中へ。