「なんでうちが・・
 ぶつかったのは波瑠じゃん」
「あっれ~、そうだっけぇ~~?」
「もう、ほらついてってあげるから」
(しぶしぶ)
「はいはい、わかりましたぁ」





そうして二人は恭平のもとに歩いて行った。


「ねぇ」
「ん?あ・・
 海の・」
「んと。その」
「ほら、波瑠早く!」
「その・
 あの日ぶつかってごめんなさい!!!」