私は今日から、入院生活が始まった。

「暇」と思っていた入院生活が、図星の様に本当だった。

今、私は1人でベッドの上にいる。

別に歩けるんだから学校行ってもいいじゃん!お母さんとお父さんのケチっ!

だって・・・お見舞いに来てくれた人は勇也しか来てくれないなんて・・・ありえなくない?

あぁ~・・・何か虚しいなぁ~・・・

と、その時・・・

コンコンっ

と、ドアをノックする音がした。

円 「どうぞっ」

私はウキウキしながら誰が入ってくるのかを見ていた。

? 「失礼します」

ん?誰?

真 「円~〔泣〕」

真知だ~ぁ!