「おぉ、谷口やん。
お前と同クラなんの久しぶりやんなぁ
。」
熊川くんが話しかけてきたから、一気に
その関西弁が面白くて不安もほぐれた。
「そうやなぁ。四年生のころになって以来同クラなってなかったなぁ。」
ちょっと関西弁気味で話してみる。
関西弁ってやっぱおもろいなぁ。笑
「ちょっと関西弁しゃべった?
ちょっと発音が違うような気ぃするけどまぁええか。初めてしゃべった割には上出来やったでー。」
「…うん、ちょっと関西弁で話してみたかってん。」
なんか熊川くん、小学生のときより、
すっごい大人になってる。
身長が170センチくらいあるすらっとした長い足。クリクリとした黒い瞳。
熊川くんを見ていたら、話していたら、四年生のときとなんか違う、不思議な気持ちになった。今までにないこの気持ちはなんでだろう。
それはきっと、大人になった熊川くんと話しているからなのだろう
